スーパー銭湯の各アイテムの機能と効能

塩サウナとミストサウナ

 

塩サウナ (ふくの湯 春日店)

 

 

塩サウナは基本的に低温のサウナ室に塩が大きいボウルなどに乗せられて置いており、その塩を体に塗ってサウナ浴をします。

 

塩サウナ室は湿度が高いので熱さは感じやすいが、発汗までに多少時間がかかります。もし早く体を温めたいなら、サウナ室に入る前に軽く湯船に入っておくことも良いでしょう。

 

塩サウナではまず、塩を手に取り体に乗せるように塗っていきます。 塩をカラダに塗る際の最大のポイントは、 「絶対に塩で体をこすってはならない」 ということです。 まだ溶けきっていない塩粒が、ガリガリと肌を削って痛めてしまいます。 塩をカラダに塗ったあとは、ゆっくりと溶けてくるのを待ちます。10分以上経てば塩の白色が溶けて透明になってきます。そうなれば良いでしょう。

 

塩サウナは、開いた毛穴に塩をすり込むことで悪い脂肪だけを溶かす効果があり、ダイエットに最適です。毛穴に詰まった皮脂も落としてくれるので、白くて張りのある、つるつるピカピカの美肌になります。皮膚にすり込んだ塩のお陰で風邪を引きにくくする効果まであるそうです。

 

特に塩サウナの良いところは、通常のサウナよりも低温だという点です。通常のサウナのような忍耐力?は必要ありません。

 

塩サウナ室を出たら、すぐにシャワーで塩を洗い流しましょう。 熱めのシャワーで塩を流して水風呂にはいると、水がカラダに染み込んでいく感じがとても気持ちです。塩サウナ後は、肌が丸裸状態で汚れが十分に取れていますので体をボディーソープで洗わない方が良いでしょう。カラダの油分まで取ってしまとあまり良いことは無さそうです。

 

 

続いて、ミストサウナとは、部屋に霧を充満させカラダを暖めるサウナのことです。ミストサウナの場合、専用の機器から60度くらいの霧が吹き出します。吹き出し口の部分は60度ですが、サウナ室の温度は40度くらいです。ドライサウナと比べるとミストサウナの方が温度は低めですが、湿度は高くなんと100%ほどにもなります。

 

ミストサウナの注目すべきは「アレルギー性鼻炎」の治療でもある「湯気を吸う」温熱療法が、ほぼ同じ原理だということです。鼻のなかがうるおい、粘膜についた花粉やホコリを洗い流す効果があるので、鼻炎のセルフケアにも有効なのです。

 

さらに、実は温度が高いサウナより、ミストサウナはストレス発散にもオススメです。それは、温度が42度以下だと副交感神経が優位になるからです。交感神経はお休みし、気持ちが開放され、血管は緩んで循環が良くなります。日頃、緊張を強いられる環境の人、心配事が多い人にオススメです。

 

ミストサウナ 「東京ドーム天然温泉 スパ ラクーア」

このページの先頭へ戻る